長年の「ファイルどこに保存したっけ?」を解決するMac常駐アプリを作りました

この前作ったファイル、どこに保存したっけ?

確かこのフォルダに保存したはずなのに、見つからない」
「検索しても、どのファイルだったのか分からない」
「tnm_QB-4637.zip このファイル名、何のデータだったっけ?」
Macを使っていると、こんなことが意外とよくあります。いやMacだけの話じゃないですけどね。
保存場所をきれいに整理しておけばいいのですが、作業中はそこまで気が回らないこともあります。ダウンロードしたファイルが増えていくと、あとから探すだけで時間がかかってしまいます。
もしかすると、すでに同じ悩みを解決するアプリはあるのかもしれません。
ただ、探すのも少し面倒ですし、自分の使い方に合うかどうかも分かりません。
それなら、自分で作ってみようと思いました。
今回作ったのは、ファイルを簡単に見つけるためのMac常駐アプリです。
アプリ名は 「Found My Files」 にしました。

新しく保存・更新されたファイルを自動で記録する

Found My Filesは、新しく保存されたファイルや、修正されたファイル、ダウンロードしたファイルを自動で記録します。
記録したファイルは一覧で確認できます。
対象にしているのは、基本的に自分で作成したファイルや、ダウンロードしたファイルです。システムファイルなどは対象外にしています。
過去に作成したファイルについては、今のところすべてを読み込む仕様にはしていません。多すぎるので。ただし、動作を確認するためのテストに必要な分だけ、最近のファイルを取得できるようにしました。
一覧では、次のような情報を確認できます。

  • ファイル名
  • 保存先のフォルダ名
  • 作成・修正した日時
  • 作成や修正に使った可能性が高いアプリ名
  • ダウンロード元に関する情報
  • ファイルの種類
  • ファイル内容の簡単な手掛かり
  • プレビュー画像

各項目で並び替えもできます。
ファイル名をクリックすると、実際のファイルをFinderで表示できます。

Screenshot

また常駐アプリなので、メニュバーから操作できます。

Screenshot

ファイルを一つの場所に集める感覚で使える

このアプリを作った理由は、ファイルそのものを移動したかったからではありません。
保存場所がバラバラでも、一つの画面で確認できるようにしたかったからです。
実際のファイルは、それぞれの保存先に残したままです。デスクトップ一面にファイルを置いている方をよく見ますが、ファイルを間違ってゴミ箱に移動していても気が付かないことがあります。ファイルをデスクトップに置くのは危険です。
Found My Filesの一覧を見ると、いろいろな場所に保存したファイルが、一つのフォルダに集まっているような感覚で確認できます。ここではファイルを削除したり、リネームしたりすることはできません。
ファイルを探すためにあちこちフォルダを順番に開いたり、ファイル名を思い出しながら検索したりする回数を減らせます。

Codexに要望を伝えて作成しました

今回はChatGPTとの会話を経由せず、Codexに作りたいアプリの要望を直接伝えて作成しました。
最初に伝えたのは、次のような内容です。

  • 新しく保存されたファイルを自動で記録する
  • 修正されたファイルも記録する
  • ダウンロードしたファイルも一覧に追加する
  • システムファイルなどは除外する
  • ファイル名や保存場所、日時、プレビュー画像などを表示する
  • 項目ごとに並び替えられるようにする
  • 一覧から実ファイルを開けるようにする

作りながら、「この情報もあった方が探しやすい」と思った項目を少しずつ追加しました。

アプリ名の取得は思ったより難しかった

特に難しかったのは、ファイルを作成・修正したアプリ名の取得です。
たとえば、あるファイルを画像編集アプリで保存したのか、テキストエディタで修正したのかが分かれば、ファイルを探すときの手掛かりになります。
ただ、macOSのセキュリティ上の制約や、アプリごとの保存処理の違いもあり、すべてのケースで正確に取得するのは簡単ではないとCodexに言われました。
そこで、色々調べて(Codexくん、こっちの意図がわかっているのだから教えてよ!)NSWorkspace.shared.frontmostApplication を使い、前面に表示されているアプリの変化履歴を記録するようにしました。
ファイルの保存イベントが発生した時刻に近いアプリを探し、「このアプリで作成・修正した可能性が高い」という形で表示しています。
100%正確とは言えませんが、ファイルを探すための手掛かりとしては使えそうです。

「このファイル何だったっけ?」にも対応したい

ファイルを探すときは、保存場所だけでなく、「そもそも何のファイルだったか分からない」ということもあります。
拡張子を見れば、画像なのかPDFなのかはある程度分かります。
それでも、ファイルが増えてくると、一つずつ確認するのは面倒です。
そのため、Found My Filesには、ファイルの種類や簡単な内容、プレビュー画像など、判断材料になる項目も追加しました。
並び替えにも使えるので、あとから探しやすくなります。

これから少しずつ改善していきます

まだ使い始めて日が浅いため、細かい部分はこれから調整していく予定です。
実際に使っていると、「この項目も欲しい」「ここは見づらい」と感じる部分が出てきます。
自分で使いながら、少しずつ改善していきたいと思っています。
長年なんとなく感じていた、「この前作ったファイル、どこに保存したっけ?」という悩み。
Found My Filesで、少しでも探す時間を減らせそうです。

構成・Chat GPT

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