01 円を描いてみよう-円を並べる

円を並べる

CIRCLE-0200 円を画面全面に並べてみましょう。システム変数width, heightfor文circle()を使います。

端が切れていて見苦しいので修正しましょう。画面内に円がおさまるようにd/2(半径)から繰り返しを始めます。

CIRCLE-0201 この円にランダムな色を付けてみましょう。色を作成するにはcolor()を使用します。作ったカラー値を格納する変数のデータ型はcolorです。ランダムな数値をrandom()で作り、色を振り分けるswitchの条件は整数なのでrandom()の戻り値 floatをint()またはround()で整数に変換する必要があります。

色のデータ型
構文color var
color var = value
色の値を格納するデータ型です。16進法の色値は不透明なので不透明度を追加するには、値の前に0xを付け●●(16進の不透明度)+16進法の色値という形にします。
例)color c = 0xCCDED2A4
パラメータvar値を参照する変数名
valuecolor()、get()、lerpColor()、16進法の色値など
色を作成する

color データ型の変数に格納する色を作成します。16進数表記を使用する場合はcolor()を使用する必要はありませんが、不透明度を指定する場合には必要です。

構文color(rgb)rgb(int)16進法の色値 例)#ff0000
color(rgb, alpha)上記+alpha(float)不透明度
color(gray)gray 白から黒の間の値 デフォルトの最大値は 255
color(gray, alpha)白から黒の間の値、不透明度 数値はカラーモードの最大値の指定による
color(v1, v2, v3)v1, v2, v3(float)はカラーモードが
RGBの場合;R(赤),G(緑),B(青)
HSBの場合;H(色相),S(彩度),B(明度)になる 数値はカラーモードの最大値の指定による
color(v1, v2, v3, alpha)上記+不透明度
戻り値voidなし
整数に変換する
構文int(data)プリミティブなデータ型の値を整数表現に変換します。
パラメータdataboolean、byte、char、color、 float、int、long、string
戻り値int整数
整数に丸める
構文round(n)n パラメータに最も近い整数に丸ます。(四捨五入)
パラメータn丸める数値
戻り値int丸められた数値

CIRCLE-0202 同心円パターンを作成します。大きい円から小さい円の順番で描きます。

CIRCLE-0203 これは単調で面白くないので、円の大きさを15〜40の間でランダムに変えてみましょう。random()を使います。

CIRCLE-0204 次は位置もランダムにしてみましょう。Y位置のみ上下−12〜12の間に移動させます。

CIRCLE-0205 大小の円を交互に並べていきます。円の直径をif文で分岐させます。

CIRCLE-0206 同時に色も変えてみましょう。

CIRCLE-0207 円の直径と色を3種類にします。switch文で分岐させます。

CIRCLE-0208 円の直径を変え、色に不透明度を追加してみます。

円の拡大・縮小

CIRCLE-0209 円を徐々に拡大・縮小していきます。円の直径を徐々に増やし直径が40以上になったら増加値を反転(マイナス)するようにしています。また直径が10以下になったら増加値を反転(マイナスの反転でプラス)し拡大していきます。これが繰り返されていきます。

論理演算子

論理演算子とは、真(true)または偽(false)の値を判定する演算子です。if文の条件判定に使用されます。

構文expression1 || expression2OR(論理和) 2つの式を比較し、一方または両方が真と評価された場合に真を返す。両方が偽の場合のみ偽を返します。
true || false →true
false || truetrue
true || truetrue
false || false →false
パラメータexpression1、expression2有効な式
構文expression1 && expression2AND(論理積) 2つの式を比較し、両方が真と評価された場合のみ真を返す。一方または両方が偽と評価された場合は偽を返します。
true && falsefalse
false && true →false
true && true →true
false && falsefalse
パラメータexpression1、expression2有効な式
構文!expressionNOT(論理否定) 式のブール値を反転します。式が偽の場合は真を返し、式が真の場合は偽を返します。
パラメータexpression有効な式

CIRCLE-0210 円にグラデーションをつけてみましょう。2色間をグラデーションするにはlerpColor()を使用します。

2色間の補完色設定
構文lerpColor(c1, c2, amt)c1とc2間の色をamtの量で補完します。簡単に言うと2色間のグラデーションの内の一色を作成します。
learp: Linear Interpolate (線形補間)
パラメータc1(int) この色から補間する
c2(int) この色に補間する
amt(float) 0.0から1.0の間
amt: amount
戻り値intカラー値

ヘッダー画像はChatGTPで作成しました。

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