「和漢百物語(わかんひゃくものがたり)」は、幕末~明治の人気絵師月岡芳年が描いた日本及び中国、インドの怪奇談と英雄にまつわる逸話を題材とした浮世絵シリーズです。
The “和漢百物語 (One Hundred Tales of Japan and China)” is a series of ukiyoe woodblock prints featuring anecdotes about ghosts and heroes from Japan, China and India, drawn by the popular Ukiyoe-shi 月岡芳年 (Tsukioka Yoshitoshi) during the late Yedo and Meiji periods.
No.13とoNo.24の浮世絵には残酷描写がありますのでPG-13指定にしました。
No.13 and No.24 Ukiyo-e have been designated PG-13 for cruelty.
2021/5/25追記 各作品のストーリーを追加しました。英語に機械翻訳させるため日本語が少し変ですがご了承ください。
季武は英雄豪傑の一人です。彼がある夜、忍んで歩いていると嘆き泣く怪しい女と出会った。彼女は背中に羽根があり、産児を抱えていた。彼はその有様がこの世のものとは思われませんでした。彼が女を鋭く睨み付けると彼女は消え失せた。これは”姑獲鳥”という死んだ妊婦が変化した妖怪と思われる。
伊賀局は皇居に仕官する権力のある婦人です。ある夏の夜の庭で局を呼ぶ妖怪がいました。局がお前は何者かと問いました。
妖怪は藤原仲成で廉子さまに恨みがあると言いました。伊賀局が自分が良いように計らってあげましょうと言うと妖怪は姿を消しました。
小野川は力士で横綱です。彼を召抱えていた殿様の屋敷に毎夜妖怪が出ると聞いて、寝ずに見張っていました。深夜に大入道が現れました。大入道は小野川を見て、首を長くして、笑っていましたが、小野川が取り押さえてみると、古狸が大入道に化けているのでした。
楠多門丸正行は有名な武将の楠木正成の息子である。彼が幼い頃、木馬で遊んでいると突然妖怪が現れ、正行めがけて飛びかかった。しかし彼は恐れることなく躍りかかって退治した。人々が駆けつけて見ると古狸が妖怪に化けていたのであった。
中国古代、周の武王は殷の紂王を滅ぼそうと大軍を率いて攻撃した。敵の高明・高覚の二大将の応戦で味方は苦戦をしいられていた。軍師太公望が彼らの正体は”千里眼・順風耳”という鬼であることに気づいた。そこで策を弄して彼らを混乱させ苦しめた。この時雷震が現れ銅槌を彼らに投げつけて敵を撃退した。
白藤源太は上総の国(現在の千葉県)の農家の一人息子です。
彼は相撲を好み、数多くの力士と相撲を取ったが彼に勝てる者は誰ひとり居なかった。彼の名声は広がり、多くの人々が称賛した。ある夏、彼が柳の木の下で涼んでいると河童同士が相撲を始めました。1匹の河童が、白藤に試合を望んできました。白藤は一喝し、すぐに河童を投げ殺したということである。
真柴大領久吉公(豊富秀吉)はある年、高野山へ登り、三摩耶戒(さんまやかい)を試そうと弘法大師の穴居を探しました。しかし突然激しい雨と雷に襲われ、神の怒りに恐れおののいて引き返したという。 三摩耶戒(さんまやかい):密教修験者の戒め
宮本無三四(宮本武蔵)は二刀流の開祖で剣豪として知られています。武者修行で信州(現在の山梨県)の山中で山伏と対決しました。彼を討ち取ったと思ったら山伏は天狗に姿を変えて逃げ去ってしまったそうだ。
兄を殺された飯沼勝五郎が、妻の初花とともに敵をもとめて旅をするが病から両足が不自由となる。また妻の初花は箱根で敵に返り討ちにあい、死んでしまう。しかし彼女は生霊となりながらも滝に入って修行し、夫の平癒を祈願する。その祈りが通じて勝五郎の足が治り、見事敵討ちを果たすという物語。
この浮世絵では下部筆助は、初音の義理の兄の忠臣で、生霊となった初音を眺めている。
中国「水滸伝」の英雄の一人である公孫勝。彼は妖術を学び、出没自在、雲を呼び、雨を降らせた。水に向かい印を結べば、暴風で逆波の中に、龍が現れ天に昇ると言う。それゆえ彼は入雲竜とあだ名された。
光年(明智秀満)は明智光秀の勇猛な家臣です。彼が浪人だった頃、友人の娘が妖狐に悩まされているのを聞き及んだ。彼はその正体を見破って退治した。
相馬の古内裏(もと平将門の屋敷)でたくさんの骸骨どもが戦っている。それを見ても落ち着いて驚きもしないのは源頼信の家臣の光圀です。これは平将門の娘、滝夜叉姫の幻術で現れたものです。
古代中国の唐で将武は弓に秀でて、狩猟を生業としていました。ある夜、猩々が象を連れてきて、象がかねてより恨みを持つウワバミを退治してほしいと言った。そこで将武は象に乗り、山中でウワバミの眼を射て退治した。お礼にたくさんの象牙を得たと言うことである。
頼光が病に倒れている間に、一匹の蜘蛛が現れた。蜘蛛は頼光を蜘蛛の糸で絡め取ろうとしますが、頼光は名刀であるカタナに斬られて散ってしまいます。
貞信公 (藤原忠平)が、太刀の鞘を掴んだ化物に一喝し、刀を抜いて鬼の手を掴むと、鬼の方があわてて姿を消した。
ある日、俵藤太は大蛇に化けている瀬田之竜女に出会う。女は彼に龍宮城で暴れている大ムカデを退治してほしいと頼む。龍宮で大ムカデを一矢で退治した彼は沢山の褒賞をもらったということである。
羅生門に住みついて人々に迷惑かける鬼を渡辺源が退治しに行きます。すると雷鳴轟き豪雨となり、恐ろしい鬼が待ち構えていた。しかし彼は恐れることなく立ち向かい、鬼の右腕を切り落とすと、鬼はたちまち逃げていった。
若い僧安珍への恋心に燃える清姫が悲しみと怒りのあまり蛇に化けてしまいます。日高川を越えて安珍は道成寺の鐘に身を隠しますが、清姫はその鐘もろとも安珍を焼き殺してしまうという物語です。これは蛇身となって日高川を渡る場面です。
鷺池平九郎は河内国の農夫です。ある日彼が川で釣りをしていたところ、大きなウワバミが彼を飲み込もうとしている姿が水面に映っていた。彼は身を翻してウワバミを打ちのめし、両顎を左右に引き裂いて捨てたということであった
天竺(インド)の半俗太非(斑足太子)は華陽を愛し色香に惑わされて、国政を乱し、仏道を嫌い千人の僧の首を切った。国民は大いに苦しみ、ついに大乱を引き起こした。華陽夫人は美女に化けた九尾のキツネだということが後にわかりました。
不破伴作は茂林家の三勇士の一人で威勢がよく強くて勇ましい若者です。彼は名古屋と高木両名と取り決め、古寺の怪異を確かめに行きました。そして彼は妖怪の正体を見極めたということです。













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