【家紋-10】輪違イを描いてみよう

輪違イという輪を2つ鎖状に繋げた家紋です。
当初、上半分の半円の輪を定義して、それを鏡像にして下半分をくっつけようとしました。
ところが複合パスの出ない筈の線が出てしまいました。
プレビューではつなぎ目の線は出ないのですが、Adobe Illustratorで開くと薄っすらと見えてしまいます。(下図)
そこでドーナツ状の輪を作り、四角形で上半分をクリップすることにしました。

真ん中横に薄っすらと線が見えます。

参考:日本の家紋/発行2004年5月1日 初版発行/発行者 安田英樹/発行所 株式会社青幻舎


1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
%!PS-Adobe-3.0 EPSF-3.0
%%BoundingBox: 0 0 240 240
%%Title:家紋を描く(輪違イ)
2 setlinewidth % 線幅2ポイント
/wa { % 輪の定義(上半分)
    69 0 -138 69 rectclip % 四角形で上半分をクリップ
    0 0 69 0 360 arc % 外側の円
    51 0 moveto % 始点を移動
    0 0 51 360 0 arcn % 内側の円(時計回り)
    gsave 1 setgray fill  % 白で塗りつぶし
    grestore 0 setgray stroke  % 黒線
} def

/wa2 { % 輪を2個定義
    gsave -30 0 translate wa % -30ポイントwaを移動
    grestore 30  0  translate wa  % 30ポイントwaを移動
} def

0 0 240 240 rectfill % 黒背景
120 120 translate % 座標の原点を中央に移動
gsave % グラフィックス状態の保存
wa2 % 2個の輪を呼び出し
grestore % グラフィックス状態の復帰
-1 -1 scale % 座標を反転する
wa2 % 下半分の2個の輪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次