図形をrotateで回転させてみましょう。
他のプログラム言語などではラジアン(弧度法)が使われますが、Postscriptでは360度を1周とする度数法を使用します。反時計回りで回転します。
図形だけが回転したように見えますが、rotateは座標全体を回転するオペレータです。
図形だけを回転させるオペレータはありません。回転させたい場合は三角関数を使う必要があります。
図では参考のため座標軸等を表示しています。
やってみよう いろいろ角度を変えてみてください
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10 %!PS-Adobe-3.0 EPSF-3.0
%%BoundingBox: 0 0 240 240
120 120 translate % 座標の原点を中央に移動
45 rotate % 座標を45度回転
5 setlinewidth % 線幅を5ポイントに設定
1 0 0 setrgbcolor % 赤に設定
newpath % パスの初期化
-100 0 moveto 100 0 lineto % 水平線を引く
0 100 moveto 0 -100 lineto % 垂直線を引く
stroke % 線を描画
【オペレータの説明】
角度 rotate | 座標軸の原点を中心に反時計回りに回転する。マイナスの角度であれば時計回りになる。 |
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